【単体考察】さみしがりhaDチョッキ両刀ランドロス【ダブル】
霊獣ランドロスというポケモンは元々威嚇の存在に加え弱点が特殊寄りである事からやたらと特殊技で死ぬポケモンであったが、現環境での霊獣ランドロスは特殊偏重環境により死因の実に約8割が特殊技(参照:pgl公式・pgl-db.net)という特異なポケモンに変化している。そのため、Hを削ってDを伸ばした方が事実上の耐久が伸びるのでは?&Bは削って良いのでは?という理論の元考察を進めた。なお、単体考察と銘打ってはいるが、自身の構築に合わせて調整したため構築がある程度浮いている+スイッチトリルを組み込んでいる事を前提とする。
性格:さみしがり(A↑B↓)
努力値:H132 A116 C4 D252 S4
実数値:181-198-99-126-132(198)-112
調整意図:
H 4n+1
A 11n
ダブル地震で167-101メガゲンガー、146-106カプ・コケコ確1
187-171メガメタグロス確2
威嚇込みで202-111ガオガエン確2
蜻蛉返りで227-141クレセリア確3
C 端数 177-136-116カプ・ブルルがフィールド下地震+ヘドロ爆弾で乱数7割くらい
D ぶっぱ 偶数
S 端数
被ダメージ計算
C特化カプ・テテフのフィールドZサイコキネシス 82.8%〜97.7%
A特化メガボーマンダの威嚇込みすてみタックル 65.1%〜77.9%
ランドロスは繰り出し回数がアドバンテージに直結するポケモンであり、A種族値の高さから振り切らなくても火力が減りすぎないため、Aを必要最低限の数値まで削り限界まで特殊耐久に割いた。また、構築が浮いており尚且つメガガルーラとカミツルギは重くない構築であったこと、氷打点は足りていたことからばかぢから/めざ氷よりカプ・ブルルピンポイントのヘドロばくだんの方が有用であると判断し採用。耐久重視の方針とは矛盾するがカプ・ブルルへの乱数が大きく動くこと、物理で受けるダメージが僅かなこと、追い風下でも動かすことを考慮しBCSで最も不要なステータスはBと判断。
使用感は極めて良好。無振りランドロスの約2.2倍という驚異的な特殊耐久により繰り出せる回数が大幅に増え、ヘド爆採用によりブルルにも屈しない。特化テテフのフィールドサイブレと特化グドラの珠ねっとう/冷Bまで耐えるので特殊面は大体耐える(勿論物理面も威嚇で大体耐える)。
HASを削りDを伸ばす方針は他の型でも有効と思われる。Bを捨てて環境にめざ氷を増やそう!(悪)