猿田彦のイボ

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ダブルバトルにおけるメタモンの左右考察

ダブルバトルにおいてメタモン入りを使用するorメタモン入りと対戦する場合、通常の対戦では気にする必要のない選出の左右を気にする必要がありますが、何分メタモン以外には活きない要素なので考察記事がほとんどありません。

ですので、メタモン・対メタモンにおいて選出の左右をどうするべきかについての考察をまとめる必要があると感じました。

ルールはメタモンの活躍機会が多い禁伝2体のGSルールとします。

基本事項として、1番目に選出したポケモンが後ろから見て左(向かって右)、2番目に選出したポケモンが後ろから見て右(向かって左)に出されます。

以降左右の表記は後ろから見たものに統一します。

 

・正面にポケモンがいない場合かわりもの無効

 

ラスト1体の詰めの場面で非常に頻出しやすい状況です。メタモン側は相手のポケモンがいる側へのメタモンの着地、対メタモン側はポケモンが残っている側の正面にメタモンを着地させない事を意識する必要があります。

 

・2体同ターンに倒された場合のラス1死に出しは左右を選択できず、必ず左側に出される

 

これも起こる可能性は高いため重要な要素です。

メタモン側から出来る事は左の正面にポケモンがいない状況を出来れば回避する、程度です。

しかし、対メタモン側は左に禁止伝説を選出するだけで禁止伝説に化けられるリスクを落とす事が可能です。

 

 ・手助けや味方殴りなどを使うサポーターは対象を間違えてもキャンセルできるように左側に出されやすい

 ・追い風やトリルなどのS操作サポーターも無駄行動を連打してしまわないように左側に出されやすい

 ・指役は手助けを持っていたり、行動選択が難解であったり、退場後のエースの着地を想定するために左側に出される事が多い

 ・ゼルネアスなどの間違えて交代したくない積みエースは間違えて交代させてもキャンセル出来るように左側に出されやすい

 

間違った行動選択をキャンセルできるのは左側のみのため、行動選択を間違えるリスクが大きいポケモンは左側に出される傾向があります。

ただし、指ジオコンや指トリルなどはどちらの条件にも当てはまりやすいですが、強いて言えば左側が指である事が多いように感じます。

この傾向を掴めば、メタモン側はそこそこの精度で試合展開を狙い通りに進めやすくなるかもしれません。また、対メタモン側はセオリーと逆の選出をする事でメタモン側の想定を狂わせられます。

 

・サイドチェンジで左右を整理する事が出来る

・この指止まれで強制的にメタモン着地が出来る

 

メタモン、対メタモンの双方にとって重要な要素です。

メタモン側はこの指とまれを使う事で、メタモン着地を拒もうと禁伝の正面を倒したがらない相手を拒否する事が可能です。指役と禁伝が対角にいる場合、サイドチェンジで正面に移動できます。

メタモン側は、禁伝の正面に指役がいてメタモン着地を避けられない場合、サイドチェンジをする事で対角に逃れる事が可能です。